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水洗い(ウェットクリーニング)ができる宅配クリーニング4選

「上着の汗汚れがきになるし、水洗いのクリーニングに出したいな。」

「宅配クリーニングで水洗いってできるのかな?できるとしたらどの会社がオススメなんだろう?」

とお考えでしょうか。

宅配クリーニング業者の中で水洗いができる会社は10社ほどあります。

しかし実は「水洗い」と呼ばれているクリーニングには2つのパターンがあり、比較ブログで同じ「水洗い」という表現をされていても、一方のパターンはとても「効果が低い」洗い方を指しています。

各パターンについては後ほど紹介しますが、「効果の高い水洗い」ができる、宅配クリーニングのオススメ業者は4社あります。

この記事では

・水洗いの2つの種類と気をつけるべき偽物
・水洗い宅配クリーニングのおすすめ4社とそれぞれの利用シーン

をお伝えします。

また、とても重要な情報である

・水洗いの(宅配)クリーニングに出すべき頻度と出すべき衣類

についてもお伝えします。

この記事を読んでいただければ、今のあなたにベストな水洗い宅配クリーニングを選んでいただけるとともに、今後の水洗いの費用対効果を最大化させる事ができますよ。

宅配クリーニングの「水洗い」は2種類ある!その違い

冒頭でお伝えした通り、ブログなどで紹介されている、宅配クリーニングにおける「水洗い」は2種類の意味を持っています。

それぞれの意味は以下です。

1.ウェットクリーニング:本来溶剤でしか洗えない衣類について「水と溶剤で2度洗いを行い」油溶性・水溶性(汗など)の汚れを両方取り除く方法

2.汗抜き:ドライ溶剤に汗汚れを除去する洗剤を追加し、ドライクリーニングで汗などの水溶性汚れを除去する方法

ブログ記事などでは、この両方のパターンが同じ「水洗い」として表現されていますが、実はこの2番の「汗抜き」はウェットクリーニングに比べて効果がとても低いです。

それぞれの特徴をまとめておきます。

汗抜きとウェットクリーニング の違い
汗抜きとウェットクリーニングの違い

この図の補足を、簡単に解説します。

水洗いとドライクリーニングの違い

そもそもクリーニングには、以下の2種類があります。

  • 水洗い
  • ドライクリーニング(水洗い)

それぞれのクリーニング方法の特徴を表でまとめると、こちらです。

上着の多くは、水洗いができないのでドライクリーニングを行う事が多いです。
ですが実はドライクリーニングでは、日常でよく付く汗、ソースなどのシミ、血などをとる事はできません。

また服の仕上がり(風合い)という意味でもドライクリーニング は水洗いに劣ります。

結局ドライクリーニングは、水洗いすると縮んだり、型崩れしたり、色落ちする洗濯物を「安全に洗濯する為に」開発された洗い方なのです。(「服を綺麗にする」という目的に対してはベストな洗い方ではない。)

出典:http://hiroya-c.com/drywash

また、水洗いができる業者は、事前のシミ抜きで「ドライクリーニングではないと落ちにくい汚れ」もしっかり落としてくれます。

そのため、水洗いとドライクリーニングには品質面で大きな差があります。

汗抜きはわざわざ頼まなくても良いケースが多い


汗抜きは価格が安い為、「多少効果が低いのはしょうがないんじゃないの?」と思う方もいらっしらると思います。

しかし実は、現在ではクリーニング技術の進化により「汗抜き」オプションをつけずとも水溶性の汚れがある程度落ちる様になっているので、わざわざ中途半端な「汗抜き」を行う必要性は薄いです。

近年は、ドライ溶剤と一緒に入れるソープ(ドライ専用の液体洗剤)の能力が向上し、水溶性の汚れもある程度はしっかり洗浄できるようになって来ています。

出典:宅配クリーニングのネクシー


つまり汗抜きオプションだけを持っていて、水洗いオプションがない下記の会社は、水洗いをしたいあなたにとってオススメとは言えません。

・リネット(ディープクレンジング仕上げという紛らわしいオプションです)
・リコーベ
・リナビス 
・ホワイト急便


それでは「ウェットクリーニング」ができる業者の中で、特におすすめな4社を紹介していきます。

宅配クリーニングで水洗い(ウェットクリーニング)が可能なおすすめ業者4選

水洗い(ウェットクリーニング)ができる宅配クリーニングは、この4択を使い分けるのがオススメです。

水洗いができるおすすめ宅配クリーニング4社
水洗いができるおすすめ宅配クリーニング4社

・ネクシー→手頃な価格で品質の高い水洗いをしたい場合
・プラスキューブ→スーツの水洗いをしたい場合
・キレイナ→値段が高くても良いから、よりこだわった水洗いをしたい場合
・ワードローブトリートメント→どんなに高くても良いから、最高品質の水洗いをしたい場合

それでは、各業者をオススメする理由を紹介していきます。

手頃で高品質な水洗いをしたい場合はネクシーがおすすめ

手頃な価格で、高い品質の水洗いを行いたい場合はネクシーがオススメです。

ネクシーの「ダブルウォッシュ加工」というオプション(1300円/点)をつけると、水+油の2度洗いにより、汗汚れを落としながら、風合いを保つ事が可能です。

またクリーニング料金は、リネットと並ぶ手頃な価格帯です。

<ネクシーの主な価格>

・ワイシャツ:300円
・スカート:660円
・ジャケット:960円

ネクシーの価格表

この価格帯でウェットクリーニングができるのは、ネクシーただ1社だけです。

そのため、手頃な価格で、品質の高いウェットクリーニングをしたいと考える人には、ぜひオススメです。

ネクシーの詳細は、こちらの記事でも解説していますよ。

ネクシーの口コミ評判!クリーニングの料金やクーポンまで紹介

スーツを水洗いしたい人はプラスキューブがおすすめ

ネクシーより少し料金は上がりますが、スーツを出したい方は「プラスキューブ 」が本当にオススメです。

プラスキューブでは「スーツ水洗い」という、スーツのウェットクリーニングに特化したコースがあります。

プラスキューブの代表宮城さんはもともとアパレルで紳士服のデザイナーをされていました。その後家業を継ぐ形で今の店に戻ったあと「アパレルでの経験をクリーニングにも活かしたい」という思いを基に、スーツに特化した以下の特徴を持ったクリーニングを実現しています。

特徴1:スーツ水洗いの専用ネット
→ソフトに洗いたい時は普通ネットを使用しますが、普通のネットでは洋服が中で動いてしまい、型崩れが起きます。そこでオリジナルの「スーツ水洗いの専用ネット」を開発し、理容しています。

特徴2:服を動かさず洗濯・乾燥させる
→服を動かさないという意識は洗濯・乾燥のフェーズにも行き届いています。プラスキューブでは洗い・絞りは洋服をを動かさず、振動で行います。また乾燥させる際も、服を静止させて乾燥を行います。これにより型崩れを最大限に抑える事ができます。

特徴3:アパレル縫製工場の専用機を使用
→仕上げのプレスで利用する機械は、アパレル縫製工場の専用機です。ドイツのホフマン社、ヨーロッパ最大のアパレル仕上げ機器メーカーファイト社などのプレス機を利用しているので、仕上がりも随一です。

水洗いの料金は、以下の3パターンです。

  • スーツ上下セット:7000円
  • ジャケット単品:4000円
  • スラックス単品:3500円

スーツで水洗いの宅配クリーニングを行われたい方は、ぜひプラスキューブ を試してみてくださいね。

プラスキューブの詳細は、こちらの記事で解説していますよ。

プラスキューブの口コミ評判!スーツクリーニングや保管・クーポンも

高くてもより水洗いにこだわりたい人はキレイナがおすすめ

ネクシーよりも値段は上がりますが、高くても品質の高い水洗いにこだわいたい方はキレイナがおすすめです。

キレイナは、デフォルトで「ウェットクリーニング」を行ってくれますが、さらにキレイナがオススメな点は「プロが1点ごとにベストなクリーニング方法を考案」してくれる事です

キレイナは、同じお客さんの服であっても1着1着ずつ洗う「完全個別洗い」の体制を取っています。

その理由は、同じ洋服であっても状態によってベストな洗い方・洗剤を変える事があるからです。

キレイナではクリーニングの際に、1着ごとに「カルテ」を作り、全ての服に対してベストな仕上がりを実現する方法を考えます。

またキレイナのスタッフは、もともと寸分のシミ・汚れが許されないウェディングドレスや舞台衣装のクリーニングを行なっていたスタッフです。

※キレイナの運営会社はウェディングドレス・着物・舞台衣装などのクリーニング事業を行なっている「ディアハート」グループ。

この様に、他のクリーニング業者を超えるレベルのスタッフが、1点1点その服にとってベストな方法でクリーニングをしてくれるので、他社と比べて品質がとても高いです。

以下の様に値段は少し張りますが、水洗いをはじめとしたクリーニング品質にこだわりたい方は、キレイナがオススメです。

<キレイナの主な費用>

  • セーター:2800円
  • スーツ上下:6000円
  • コート:6000円

キレイナの詳細は、こちらの記事で解説していますよ。

レイナの口コミ評判!モンクレールやクリーニングのクーポンも

最高品質の水洗いを求める人はワードローブトリートメントがおすすめ

「いくらお金をかけてもいいからこの1着の水洗いは何が何でもこだわりたい!」という方はワードローブトリートメントがおすすめです。

ワードローブトリートメントは「品質」「価格」ともに業界で最も高いサービスです。

<ワードローブトリートメントの主な費用>

  • スーツ上下:9240円
  • スカート:3850円
  • ワンピース:6930円

価格表:https://www.wardrobetreatment.jp/order/menu

価格は圧倒的に高いですが、それに伴った品質を備えています。

まず、キレイナの特徴であった以下2点の特徴はもちろん持ち合わせています。

1点ずつベストな洗濯方法を実現する「完全個別洗い」
・水洗いできない洋服を水で洗う「ウェットクリーニング」


さらに特徴的なのは、圧倒的なシミ抜き品質の高さです。

4種類のシミ
4種類のシミ


図の下にあるシミほど、生地に入り込んでおり落としにくいシミなのですが、この4段階目のシミというのは、ほとんどの宅配クリーニング業者ではとる事が難しいです。

※業界最大手のリネット社であっても、この4段階目のシミはwebサイト上で”できない”と言い切っています。正確には”無料シミ抜きではできない”と言っているのでうすが、リネットには有料シミ抜きがないので、事実上の「うちではできない」宣言と言えます。

しかしワードローブトリートメントでは、この4段階目のシミも取り除く事ができます。


この様に、水洗いだけでなくクリーニングの品質そのものも最上級です。

その為「この服だけは、いくら値段が高くなっても良いからこだわって水洗いしたい」と考える方にぜひおすすめなメーカーと言えます。

ワードローブトリートメントの詳細は、こちらの記事で解説していますよ。

ワードローブトリートメントの口コミ評判!クリーニングの料金も

宅配クリーニングの水洗いに出すべき頻度はワンシーズンに1回

最後にお伝えしたいのが、洋服をウェットクリーニングに出すべき頻度は「ワンシーズンに1回(季節が変わるしまい込みの時期)」だという事です。

この理由は2つあります。

理由1.ドライ溶剤の性能向上
→現在では、ドライ専用の液体洗剤の能力が向上し、水溶性の汚れがある程度洗浄できる様になっている。

理由2.ウェットクリーニングの費用の高さ
→ウェットクリーニングは落とせる汚れが豊富なものの、2度洗うというオペレーションが発生するため、費用がどうしても高くなってします。

上で説明した溶剤の進化があるので、コストパフォーマンスを考えると、ワンシーズン(季節が変わって洋服をしまう時期)に1回ずつ行うのがおすすめです。

※プロのクリーニング屋のスタッフも、この結論に至っています。

普段のメンテナンスはドライクリーニングで依頼を依頼。

季節の変わり目の衣替えの時期に、ドライクリーニングやシミ抜きで落ちきれなかった水溶性の汚れをウェットクリーニングでリセット洗い。

このクリーニングの利用方法がスーツ(背広・礼服)を大切に長持ちさせるポイントです。

出典:宅配クリーニングのネクシー


「毎回完璧にしたい!」という方以外は、費用を考えると水洗いクリーニングは1シーズンに一回にするのが無難と言えるでしょう。

まとめ

最後に、水洗いの宅配クリーニングでおすすめな4つの業者をまとめておきます。

水洗いができるおすすめの宅配クリーニング4選
水洗いができるおすすめの宅配クリーニング4選


宅配業界は、各業者がわかりづらい見せ方をしている事で、各サービスが持つ本当の特徴がとてもわかりづらいです。

この記事を基に、あなたが業者に騙されずにベストな水洗い宅配クリーニング業者を選んでいただける事を、心から願っています。

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