「布団クリーニングの持ち込みをしたいけど、どの業者がお勧めなんだろう?」
「持ち込み方ってどうすればいいのかな?圧縮袋に入れる必要はあるのかな?」
とお考えでしょうか?
布団クリーニングの持ち込み自体は、圧縮袋などを使わず普通にそのまま出すだけで大丈夫です。
ただ、そもそも布団を出したり受け取ったりするのは、すごく大変じゃないですか?
実は布団クリーニングは「店頭への持ち込みと宅配で、料金が少し変わるだけ」です。
そのため、楽に出して受け取れる宅配がお勧めなケースが多いのです。
そこでこの記事では
- 布団クリーニングの店舗持ち込みの料金+宅配との比較
- 店舗持ち込みと宅配のその他の違い
- 布団クリーニングの持ち込み方法(持ち込みで出したい方向け)
をお伝えします。
お読みいただければ、ベストな布団クリーニングを行う為の知識を得る事ができますよ。
布団クリーニングの店舗持ち込みサービスの値段相場
まず、布団クリーニングを店舗に持ちこんだ際の値段相場をお伝えします。
大手クリーニング店2社(白洋舎、ホワイト急便)の持ち込み料金はこちらです。
<大手クリーニング店の布団クリーニング料金相場>
白洋舎 | ホワイト急便 | |
布団1枚の料金 | 6000円 | 5000円 |
布団2枚の料金 | 12000円 | 10000円 |
布団3枚の料金 | 18000円 | 15000円 |
※店舗に出した際の金額です。
※シングルサイズ掛け布団の料金です。
※店舗によって金額は多少異なります。
このように、店舗ではだいたい5000円〜6000円で利用できる事がわかります。
宅配布団クリーニングの料金相場
布団クリーニング業界には「家から布団を出して、受け取りも家で行える」宅配サービスがあります。
実は、上で紹介した2社はいずれもこの宅配サービスをていきょうしています。
宅配サービスの大手を含め、先ほどの店舗持ち込みの料金と比較した結果はこちらです。
しももとクリーニング | ふとんリネット | 白洋舎 | ホワイト急便 | |
布団1枚の料金 | 8800円 | 8800円 | ※店舗6000円 | ※店舗5000円 |
布団2枚の料金 | 11800円 | 11800円 | 12500円※店舗12000円 | 10000円 |
布団3枚の料金 | 13800円 | 12800円 | 19500円※店舗18000円 | 15800円※15000円 |
送料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
布団一枚の料金で比べてみると「差はあったとしても3000円〜4000円」という事がわかります。
布団クリーニングを店頭持ち込みでお願いする場合は、重くてかさばる布団を苦労して持ち運びする必要があります。
しかし宅配サービスを使うと、この苦労やかかる時間を全くの0にできるんです!
料金差が大きいように感じる人もいると思うのですが、布団を洗う頻度は半年〜1年に1回位ですよね?
そう考えると、布団クリーニングは宅配がお勧めなケースがとても多いと思います!
布団クリーニングの持ち込み・宅配のその他の違いはほぼない
料金面での差はありましたが、持ち込み・宅配での他の差は以下のようにほとんどありません。
- クリーニング品質:同じ
- 納期:宅配の方が2,3日長いだけ(全体納期は2〜3週間ほどなので誤差の範囲)
クリーニング品質:同じ場所で洗うので同じ
店舗に持ち込むのと、宅配サービスを利用するのとではクリーニングの品質は同じです。
どちらに出したとしても、クリーニングされる場所は同じだからです。
実際、店舗に出した布団はその近辺のクリーニング工場まで運ばれます。
宅配サービスは、家から直接このクリーニング工場に運んでくれるサービスなんです。
そういう意味で、クリーニングの品質の差はありません!
納期:宅配の方が2,3日長いだけ
布団クリーニングの納期は、だいたい出してから2〜3週間での受け取りが相場です。
これについても「宅配のほうが2,3日長いだけ」です。
その理由は、先ほどお伝えしたように「工場に送ったあとの流れが同じ」だからです。
宅配の場合は、注文後に布団を出すためのバッグが家に届き、その後集荷依頼を出します。
なので、集荷バッグが家に届くまでの2,3日だけ納期の差が出ます。
ここまでお伝えした理由から、3000〜4000円程度の料金差に目を瞑れるのであれば、布団クリーニングは宅配が間違いなくお勧めです!
最後に次の章で、安さを求めて店舗持ち込みをしたい方に、店舗持ち込みの方法をお伝えします。
布団クリーニングの店頭への持ち込み方・ポイント
布団の持ち込み方は自体は、特に決まりはありません。
ですが、持ち込み時に気をつけるべきポイントが2つあるので、最後に解説します。
ポイント1:出す際の圧縮袋はあってもなくても良い
布団を圧縮袋に入れると、コンパクトになって持ち運びが楽になりますよね。
この圧縮袋は「あってもなくても良い」です。
圧縮袋を使う場合は、店舗に出した際に「圧縮袋から出す」という操作が必要になります。
(店員さんがやってくれるかどうかは、店舗によります。)
そのため、圧縮袋は使っても使わなくてもどちらでも大丈夫です。
羽毛布団はふっくら感が失われるリスクあり
可能であれば、羽毛布団を使っている方は圧縮袋を使わない事をお勧めします。
なぜなら「圧縮袋は、羽毛布団のふわふわ感が失われる”リスク”がある」ためです。
実際、ベッドメーカーとして有名な「フランスベッド」さんのサイトでも、この事が言われています。
「そんな便利なふとん圧縮袋にデメリットなんてあるの?」と思ってしまうかもしれませんが、実は気をつけなくてはいけないことがあります。それは羽毛ふとんを圧縮袋に入れて収納すると、次に出したとき、あのふっくらとした、ふわふわ感が戻らない場合があるのです。
出典:フランスベッド
羽毛布団を出すのに圧縮袋を使おうとされている方は、車などに積んで持っていくか、宅配サービスを利用する事をお勧めします。
ポイント2:受け取り時は持ち運べる袋がもらえる
こちらも当たり前ではあるのですが、クリーニングが終わって店舗で受け取る際は「一手で持ち運べる袋」に入れてお返ししてくれます。
もちろん重さは残りますが、車は必ずしも必要ないのでその点は安心できますね。
まとめ
では最後に、この記事のまとめをお伝えします。
- 布団クリーニングの店舗持ち込み・宅配の大きな違いは料金(3000-4000円程度)だけ
- サービス内容は同じで、納期の違いは2,3日のみ
- 布団を持ち込む際は圧縮袋を使っても良いがリスクあり
この記事で紹介した内容が理由で、個人的には布団クリーニングは宅配1択です!
料金差は確かに少し気になるのですが、半年や年に1回なのでメリットを考えると「まあいいかな」と考えています。
ここまでお読みいただいたあなたが、ご自身にとってベストな布団クリーニングの手法を選べる事を心から願っています。